司法書士は、法務局、裁判所へ提出する書類の作成、代理、相談をする専門家です。対して行政書士は、事実に関する書類や契約書などの作成代理、行政庁への許認可手続きの代理、相談の専門家です。
具体的には・・・
◇司法書士
相続登記などの不動産登記、会社設立など商業登記、債務整理、140万円以内の民事トラブルの代理、供託
◇行政書士
遺産分割協議書、契約書などの作成代理、内容証明郵便の書面作成、農地法の転用許可、建築業の許可、風営法の許可など
業務はそれぞれ競合するところもありますが、法律上、司法書士ができて行政書士にできないこと、行政書士にできて司法書士にできないこと、があります。